龍谷大は深草キャンパス(京都市伏見区)の校舎に今月、ハヤブサの巣箱を設置して繁殖を促す試みを始める。大学の敷地での設置は国内で初という。

ハヤブサの巣箱を設置する予定の建物(奥中央、京都市伏見区で)ハヤブサの巣箱を設置する予定の建物(奥中央、京都市伏見区で)

 ハヤブサは環境省のレッドリストで絶滅の危険が増している絶滅危惧2類、京都府のレッドデータブックで絶滅危惧種となっている。京都市南部を含む府の南部では、日本野鳥の会京都支部などが、春から秋にかけハヤブサがたびたび営巣しているのを確認している。

 巣箱の設置は、日本とアラブ首長国連邦(UAE)の交流を目的とする一般財団法人と同大学が協力。周囲に高層の建物が少ない深草キャンパスのうち、21号館(高さ35メートル)、8号館(同26メートル)、紫光館(同24メートル)に、ステンレス製の巣箱(高さ60センチ、幅70センチ、奥行き50センチ)と観察用の小型カメラや足場も設置する。

 同大学は「近くにはハヤブサの餌となるハトやムクドリが多く生息しており、来春以降の営巣に期待したい」と話している。

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