
カザフスタンのアティラウ地方でカスピイ・ネフトが操業するエアランコル油田で4月撮影。REUTERS/Pavel Mikheyev
[5日 ロイター] – アジア時間の原油先物価格は1%超反落している。イランによるホルムズ海峡封鎖を米海軍が緩和させる兆しが出ており、中東からの供給再開につながる可能性が意識された。前日は最大6%上昇していた。
米政府は4日、商業船舶の海峡通過を目的とした新たな作戦を開始。その後、海運大手マースク(MAERSKb.CO), opens new tabは、米国船籍の自動車運搬船「アライアンス・フェアファックス」が米軍の護衛を受けて海峡を通じて湾岸を離脱したと発表し供給途絶への懸念がやや和らいだ。
北海ブレント先物7月限は0323GMT(日本時間午後0時23分)時点で1.22ドル(1.1%)安の1バレル=113.22ドル。前日は5.8%高で取引を終えていた。米WTI先物は2.02ドル(1.9%)安の104.40ドル。前日は4.4%上昇していた。
KCMトレードのチーフマーケットアナリスト、ティム・ウォーターラー氏は「マースクの運航する船舶が護衛付きで通過できたことで、当面の供給途絶懸念がいくらか和らいだ。現状でも限定的ながら安全な航行が可能であることが示され、最悪の供給途絶シナリオへの懸念をやや後退させた。ただ、海峡が完全に再開されたわけではなく、あくまで一回限りの出来事だ」と指摘した。
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