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エアコン2027年問題という言葉を聞くと、「これから本体価格が上がるのでは」と不安になる方も多いと思います。
家庭用エアコンの新たな目標基準値は2022年5月に制度化され、壁掛形の多くで2027年度が目標年度とされています。
ただ、今の流れは単純な値上がりの話だけではありません。
今朝のテレビでも、省エネ基準の見直しに加えて、新基準を満たしながらも価格を抑えたタイプを今後製造していく予定があることや、買い替えの目安、不具合の見極め方まで紹介されていました。
建築士の目線で見ると、ここで本当に大切なのは、本体価格だけでなく、10年使ったときの電気代、そして住まいに合った性能かどうかまで含めて考えることです。
この記事では、テレビの内容も踏まえながら、エアコン2027年問題で何が変わるのかを整理します。
エアコン2027年問題は本体価格の話だけではない
エアコン2027年問題という言葉からは、「これから安い機種がなくなる」「全部高くなる」という印象を持ちやすいかもしれません。
ただ、テレビでは、新基準を満たしながらも価格を抑えたタイプも今後製造していく予定と紹介されていました。
つまり、これからのエアコン選びは、単純に高級機か低価格機かで分ける話ではなくなっていく可能性があります。
ここで大事なのは、価格だけで判断しないことです。
同じ価格帯でも、部屋の広さ、窓の条件、日射の強さ、断熱性によって、必要な性能は変わります。
そのため、「安いから」「高いから」ではなく、その部屋に合った能力かどうかを先に見るほうが、後悔しにくい選び方になります。
省エネ基準が変わると何を見ればよいのか
統一省エネラベル
統一省エネラベル(参考画像)
ここで見ておきたいのは、省エネ性能だけではありません。
本体価格とあわせて、年間の目安電気料金も見ることが大切です。
赤い丸枠の1年間の電気料金に注目!
買うときは本体価格の差が目に入りやすいですが、実際には長く使う間の電気代が家計に効いてきます。
建築の世界でも、初期費用だけでなく、住み始めてからの光熱費まで含めて考えることがとても大切です。
エアコンを10年使った時の負担
エアコンも同じで、本体価格だけで選ぶより、10年程度使ったときの負担まで想像しておくほうが自然です。
10年使った時のランニングコストを考える
本体価格が高くても結果的に負担が抑えられることがある
ここで誤解したくないのは、「高いエアコンなら必ず得」ということではない点です。
正確には、本体価格が少し高くても、省エネ性能が高く、長く使うことで電気代の差が積み重なれば、結果的に総額で負担が抑えられる場合がある、という考え方です。
テレビでも、電気代を踏まえて製品選びを検討することが紹介されていました。
これは、とても自然な考え方です。
住宅でも、最初の費用を少し抑えた結果、あとから光熱費がかさむことは珍しくありません。
エアコン選びでも、その場の値札だけでなく、使い続けた先まで見ることが大切です。
買い替えの目安は10年前後がひとつの基準
買い替えの目安として「耐用年数10年前後」「修理可能期間約10年」が目安とされています。
また、購入から10年以上経過していることも、見直しのタイミングです。
この情報は、今使っているエアコンをそのまま使い続けてよいか迷っている方にとって、かなり分かりやすい判断材料になります。
設備は年数が近づくほど、性能低下や不具合のリスクを意識したほうが安心です。
ただし、年数だけで一律に決めるのではなく、実際の症状もあわせて見ることが大切です。
まだ問題なく使えている機種もあれば、年数がそこまで経っていなくても不具合が出る場合もあります。
異音や冷えの悪さは見逃したくないサイン
買い替えや点検を考える目安として、「異音がする」「冷えが悪い」などの不具合がある。
夏-エアコンが効かない
このあたりは、感覚的に分かりやすい一方で、つい後回しにしやすい部分でもあります。
まだ動いているから大丈夫と思っていても、以前より冷えにくい、音が気になる、効き始めるまで時間がかかるといった変化は、設備の状態を見直すきっかけになります。
建築士として見ると、こうした小さな違和感は、住まいの快適性に直結するサインです。
不具合が強く出てから慌てるより、早めに気づいて判断材料を集めておくほうが安心です。
夏前に試運転しておくと判断しやすいところ
エアコン不具合の見極め方として、試運転の方法
冷房を16℃から18℃に設定し、10分程度運転して、冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプの点滅がないかを確認する。
これは実用的で、とても大切なポイントです。
本格的に暑くなってから不具合に気づくと、修理や買い替えが混みやすく、対応まで時間がかかることがあります。
そのため、まだ余裕のある時期に試運転しておくと、今のエアコンの状態を落ち着いて確認しやすくなります。
特に、10年前後使っている機種は、一度状態を見ておく意味が大きいと感じます。
建築士目線で本当に大事なのは住まいとの相性
ここは住宅記事として一番大切な部分です。
エアコンは家電ですが、実際の効き方は住まいの条件に大きく左右されます。
窓から熱が入りやすい部屋
西日が強く当たる部屋
西日が強くあたる部屋
断熱性が弱い住まい
古い住宅で隙間が多い部屋
隙間風が多い部屋
吹き抜けや大きな空間とつながる間取り
吹き抜けがありリビングが広い
こうした条件では、同じエアコンでも効き方や電気代の出方が変わります。
つまり、価格やラベルだけでは見えない部分があるということです。
エアコン選びは家電の比較で終わらず、住まいの性能確認とセットで考えるほうが本質に近いと思います。
Q. エアコン2027年問題で今すぐ買い替えた方がいいですか?
A. 今すぐ買い替えないと必ず損をする、とまでは言えません。ただし、買い替え時期が近い方は、本体価格だけでなく年間の目安電気料金もあわせて比較したほうが判断しやすくなります。
Q. 10年以上使っているエアコンは買い替えを考えた方がいいですか?
A. 今朝のテレビでは、耐用年数10年前後、修理可能期間約10年がひとつの目安として紹介されていました。10年以上使っていて、異音や冷えの悪さがある場合は、点検や買い替えを考えるきっかけになりそうです。
Q. 本体価格が高いエアコンの方が得ですか?
A. 高い機種なら必ず得、というわけではありません。ただし、省エネ性能が高く、長く使うことで電気代の差が出れば、結果的に総額で負担が抑えられる場合があります。本体価格と電気代の両方を見ることが大切です。
Q. 断熱性が弱い家だと高性能エアコンの意味はありませんか?
A. 意味がないとまでは言えませんが、断熱性や窓の性能が弱いと、エアコンの良さを十分に生かしにくいことがあります。建築士目線では、エアコン選びとあわせて住まいの条件も見ておくことが大切です。
Q. 夏前に確認しておいた方がいいことはありますか?
A. 今朝のテレビでは、冷房を16℃から18℃に設定して10分程度運転し、冷風が出るか、異常を示すランプの点滅がないかを確認する試運転が紹介されていました。暑くなる前に一度確認しておくと安心です。
ほんみや建築士くんコメント
この記事の監修・執筆者
まとめ
エアコン2027年問題で変わるのは、単なる価格の話だけではありません。
新基準を満たしながらも価格を抑えたタイプを今後製造していく予定があること、買い替えの目安が10年前後であること、不具合の見極め方として試運転が大切。
そして建築士目線で見ると、そこに加えて、住まいの断熱性、窓、日射、間取りとの相性まで考えることが重要です。
本体価格だけで決めるのではなく、10年程度の電気代、今の不具合の有無、住まいに合った能力かどうかまで見ながら選ぶことが、これからのエアコン選びでは大切です。
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