
米ニューヨーク市マンハッタンで2020年3月撮影。REUTERS/Carlo Allegri//File Photo
[ニューヨーク 27日 ロイター] – 米国株式市場はS&P500種指数とナスダック総合指数が薄商いの中、小幅続伸した。投資家は重要イベントが相次ぐ週の初めでひと息ついた格好だ。今週は企業決算、経済指標、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利決定に加え、中東情勢の緊張の度合いも相場材料として重なっている。
S&Pとナスダックはともに連日で最高値を更新したが、主要株価3指数はこの日の取引を通じて方向感なく揺れ動いた。
ダコタ・ウェルスのシニアポートフォリオマネジャー、ロバート・パブリク氏は「市場はこれまでの上昇相場をどう受け止めるか、指数が付けた直近の最高値をどう消化するかを見極めようとしている。最高値が正当化されるかどうかを判断しようとしている」と述べた。
第1・四半期決算発表シーズンが本格化しており、今週は注目度の高い企業が相次いで決算を発表する。その中には、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるハイテク大手7社のうち、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O), opens new tab、グーグルの親会社アルファベット(GOOGL.O), opens new tab、交流サイト(SNS)を運営するメタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tab、アップル(AAPL.O), opens new tab、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabの5社が含まれる。投資家は、これらの企業が人工知能(AI)への巨額投資からどの程度利益を回収し始めているかを評価することになる。S&Pの主要11セクターでは通信サービス(.SPLRCL), opens new tabの上昇率が最大となり、下落率トップは主要消費財(.SPLRCS), opens new tabだった。通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N), opens new tabは1.5%高。市場予想を上回る加入者の純増を受けて通期業績見通しを引き上げた。宅配ピザチェーン大手ドミノ・ピザ(DPZ.O), opens new tabは8.8%下落。第1・四半期売上高が市場予想に届かなかった。
半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabは4.0%高。前営業日の4.3%高に続いて上昇し、時価総額は再び5兆ドルを突破した。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.1対1の比率で上回った。ナスダックでは1.14対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は155億9000万株。直近20営業日の平均182億8000万株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
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