大谷翔平は投打二刀流選手としてメジャーリーグ(MLB)の記録を次々と塗り替えているが、MLB最長連続出塁記録がかかった今回の記録は危うく途切れるところだった。
サンフランシスコ現地時間4月21日、ドジャースがジャイアンツとの3連戦初戦に臨んだ試合の7回を迎えた時点で、大谷は1度も出塁していなかった。
直近52試合連続で、打席に立った試合ではヒット、四球、死球のいずれかで出塁を続けていた大谷は、この試合ではここまで3打数無安打、2三振と抑えられていた。
そして4打席目、2ストライク3ボールのフルカウントから、ジャイアンツのリリーフ投手エリック・ミラーに対し、大谷は内野シフトの間を抜くゴロを放ち、遊撃ウィリー・アダメスからの送球よりも早く1塁に到達し、内野安打とした。
これにより31歳の大谷は53試合連続出塁を達成し、大韓民国出身のチュ・シンス(MLBではシン・ス・チュとしても知られる)が2018年にテキサス・レンジャーズで記録したアジア出身選手の最多記録(52試合)を更新した。
またこの記録により、大谷は2000年のショーン・グリーンと並び、現代MLB(1900年以降)におけるドジャースの2番目に長い連続出塁記録にも並んだ。さらに、ロサンゼルス移転後(1958年以降)では球団史上最長タイの記録でもある。
大谷は今月10日のレンジャーズ戦で44試合連続出塁を記録し、イチローが2009年に記録した43試合を上回り、日本人メジャーリーガーとしても単独トップに立っている。
ドジャースの球団記録は58試合で、ロサンゼルス移転前のブルックリン時代である1954年にデューク・スナイダーが記録した。
また大谷は、アレックス・ロドリゲスとも並び、53試合連続出塁の記録に名を連ねた。ロドリゲスは2004年にニューヨーク・ヤンキースで同記録を達成している。
さらに上位には、バリー・ボンズ(56試合:2001/02年、57試合:2003年)、デレク・ジーター(57試合:1998/99年)、マーク・マグワイア(61試合:1995/96年)、ジョー・ディマジオ(74試合:1941年)、テッド・ウィリアムズ(73試合:1941/42年、84試合:1949年)などが並ぶ。ウィリアムズの84試合は現代MLB記録となる。
直近で大谷の現在の記録より長い出塁連続記録は、2006年のオーランド・カブレラによる63試合である。
この日、大谷は大記録を打ち立てたものの、その活躍も実らず、ドジャースはジャイアンツに3対1で敗れた。
