フランスの運転免許証や身分証明証などの発行を担っている政府機関「Agence Nationale des Titres Sécurisés (ANTS)」がサイバー攻撃の被害に遭い、1170万件の個人情報を盗み出されたことが明らかになりました。すでに犯人と思われる人物がダークウェブで情報を販売しています。

Incident de sécurité relatif au portail ants.gouv.fr – France Titres (ANTS)
https://ants.gouv.fr/toute-l-actualite/incident-de-securite-relatif-au-portail-antsgouvfr


Incident de sécurité relatif au portail ants.gouv.fr : point d’étape du 21 avril 2026 – France Titres (ANTS)
https://ants.gouv.fr/toute-l-actualite/incident-de-securite-relatif-au-portail-antsgouvfr-point-detape-du-21-avril-2026

French govt agency confirms breach as hacker offers to sell data
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/french-govt-agency-confirms-breach-as-hacker-offers-to-sell-data/

ANTSによると、2026年4月15日にANTSの個人アカウントおよび業務アカウントからデータ流出の可能性があるセキュリティインシデントが検出されたとのこと。その後の調査によって1170万件のアカウントの「ユーザーID」「氏名」「メールアドレス」「生年月日」「アカウントの固有識別子」が流出したことが明らかになりました。

X上でサイバーセキュリティ情報を公開しているInternational Cyber Digestは、ANTSから盗み出された情報がダークウェブ上で販売されていることを報告しています。International Cyber Digestが公開したスクリーンショットが以下。犯人と思われる人物が1800万件の情報を販売していることが分かります。


ANTSによるとアカウントへの不正アクセスは確認されていないとのこと。ANTSはユーザーに対して「ANTSからのメッセージ」になりすました不審なSMSやメールに注意するように呼びかけています。

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