神奈川県知事表彰・商連かながわ会長表彰受賞者紹介 組織の基盤構築に尽力 中野島北口通り商店会 山田五郎副会長(76)〈川崎市多摩区・川崎市麻生区〉

店舗の前に立つ山田五郎副会長(左)と妻の妙子さん

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 商店会に携わり34年。「長くやってきたことが評価されたことに感謝している」と受賞の感想を述べ、「やるからには仲良くみんなで一緒に。自分の店だけではまちは栄えないからね」と商店会活動への思いを語る。

 18歳から料理の道へ。大手電鉄グループが運営するレストランでコックをしていたが、1990年12月、独立を機に「より幅広いメニューを提供したい」と、多摩区中野島に中華料理店『手打ちらーめん 遊来區(ゆうらいく)』を開業。妻の妙子さん(76)と二人三脚、時に娘2人の手も借りて切り盛りしてきた。「こんなに続くとは。2人共、丈夫に生んでもらって親に感謝だね」と山田さんは笑う。

 開店後まもなく商店会に入会。書記に加え、親睦会や日帰り旅行などの企画を担当した。会社員時代に携わった労働組合での経験を生かし、入会後しばらくして会員仲間と共に規約や定款、会報づくりといった組織の基盤を整備。15年ほど前に副会長に就任し、現在に至っている。

 もうすぐ80歳。「1年1年大事に商売したい」としみじみ語る。商店会会員店舗は減少傾向にあるが「店が少なくなってもイベントはなくならない。このまちには活気があるよ。お互いに頑張ればもっと盛り上がっていく」と気丈に語り、まちの明日に期待を込める。

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