国会で議論されている議員定数の削減が東海地方でも。岐阜県美濃加茂市では、市長が議員定数を4割減らすプランを打ち出し、波紋が広がっています。
【写真を見る】議員を4割削減!? 市長が打ち出す“議会改革” 現在16人→10人に 専門家「市長からの提案は極めてまれ」 岐阜・美濃加茂市
3日に開かれた岐阜県の美濃加茂市議会。市長が打ち出したのは、議会を大幅に見直す提案でした。
(美濃加茂市 藤井浩人市長)
「私は議会のプロフェッショナル化を実現することを念頭に、定数削減を提案した次第です」
議員定数の削減。藤井浩人市長は、市議の人数を現在の16人から一気に4割減らし10人にしてはというのです。そのワケは…
■“議員活動を充実させたい”月額36万2000円の議員報酬をアップ…
(藤井市長)
「議員の待遇を引き上げていくことが大事だと思っています。それをやろうと思うと議会全体の予算が膨れ上がってしまうので、議員の数を少なくする。ひとりひとりの議員の活動量に期待したい」
藤井市長は、議員の活動を充実させたいとして、現在、月額36万2000円の議員報酬を引き上げたうえで、1人あたり月1万円の政務活動費も10万円まで増額したい考えです。
そして、定数を10人に減らせばその財源は十分に賄えるとしています。この提案に議会側は…
(市長案に賛成 出口峻佑議員)
「今現状だと月1万円ということで、ビラを配るだけで全てなくなる状況。取り組めなかった領域に政務活動費を使って活動ができる」
■反対の声も…「チェック機能が弱体化」
一方、4割の削減は「やりすぎ」という声も。
(市長案に反対 村瀬正樹議員)
「多様な意見を取り上げるためには、10人ではいけない。極端な疑いを持つと一強で政治が進んでいっちゃうので」
(市長案に反対 纐纈源太議員)
「定数削減をしてしまうと、チェック機能が弱体化してしてしまい、市民の声が届きにくくなるのが心配で賛成できない」
CBCが美濃加茂市議16人全員に賛否を聞いたところ、賛成が4人、反対が9人、未回答3人と反対が過半数でした。
■市民 「本当にちゃんと働いています?」「問題ない」
一方で市民の反応は…
(美濃加茂市民)
「減らした方が良いと思います。多いですよね。選挙も(今の市議は)無投票だった。本当にちゃんと働いています?と聞きたい。やっているところがあんまり映らないので」
