2026年2月28日 0:36

27日、県内の広い範囲で本降りの雨となりました。「30年に一度」と言われる記録的に少ない雨で、水不足が続いていた天草市では新たな動きが。
27日朝、天草市河浦町にある農業用ハウス。倉田晋幸さんが、早生品種「こしひかり」の種まきを始めました。培養土を敷き詰めたケースに種をまいて育苗機に入れ、芽の長さが伸びるのを待ちます。
ハウスでは1日約21トンの川の水を使って苗を育てますが、いつもの年と事情が違いました。
■天草市河浦町・倉田晋幸さん
「先週の土曜日ときょうと思った以上に雨が降ってくれているので、少しほっとしています」

農家がほっとしたワケ。それは、記録的に少ない雨で水不足が続いていたからです。天草市本渡では去年10月~1月までの降水量が平年を大きく下回り、水源であるダムの貯水率が減少。
特産のたまねぎなど農業にも打撃が…。天草市は、ダムの貯水率がさらに下がれば、給水制限も検討していました。
そうした中、天草市では、27日午後4時までの24時間に本渡で28ミリとまとまった雨が降りました。26日時点で、本渡にある亀川ダムと楠浦ダムをあわせた貯水率が40.8%。予測よりも改善しています。

雨乞いのため、毎日青色のネクタイを締めている天草市の馬場昭治市長は…。
■天草市・馬場昭治市長
「3月の後半にかけてなかなか雨が降りにくい状況と聞いていますので、みなさん方にはご協力をいただきながら、何とかこの状況を乗り切っていけるようにしていけたらと思っています」
天草市では、引き続き、本渡地区の住民を中心に、できる限りの節水を呼び掛けています。
最終更新日:2026年2月28日 0:36
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