2025年企業倒産の発生率【都道府県別】富山県は悪化 0.189%(93件)で全国14位 ワーストは京都府…近畿2府4県がワースト10位内【東京商工リサーチ調べ】

2025年企業倒産の発生率【都道府県別】富山県は悪化 0.189%(93件)で全国14位 ワーストは京都府…近畿2府4県がワースト10位内【東京商工リサーチ調べ】

東京商工リサーチが27日発表した2025年の「倒産発生率」調査によりますと、富山県は0.189%で全国14位となり、前年の0.142%(23位)から大幅に悪化したことがわかりました。

2025年の全国の企業倒産は1万300件で、前年比2.9%増となり、2013年の1万855件に次ぐ水準を記録しました。倒産発生率は0.199%で、前年から0.005ポイント上昇しています。

近畿勢が上位独占、富山は93件で悪化…

都道府県別では京都府が0.36%でワーストとなり、大阪府0.32%、兵庫県0.31%と近畿2府4県がワースト10位内を独占しました。

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地区別では、近畿が0.31%で3年連続ワースト、最低の北海道0.126%との差は2.4倍に拡大し、地域格差の広がりが鮮明となった。

富山県は93件で14位、前年の23位から悪化

北陸3県では富山県の倒産件数は93件で、前年の70件から23件増加しました。発生率は0.189%で発生率の上昇幅は0.047ポイント、全国的にも大きな悪化を示しています。石川県は倒産件数76件で発生率は0.134%、福井県は54件で発生率0.135%と、北陸3県では富山が突出しています。

TUT業種別では繊維・アパレル関連が最悪

業種別の倒産発生率では「繊維・衣服等卸売業」が0.84%で最も高く、「映像・音声・文字情報制作業」0.74%が続きました。

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東京商工リサーチは、円安による物価高や人手不足、日銀の金利引き上げによる借入コスト上昇などが企業経営を圧迫していると分析しています。そのうえで、今後は不動産業や建設業など裾野の広い業界への影響拡大も懸念されるとしています。