ロ、ウクライナが支援受け核開発と主張 仏「偽情報」と一蹴

ウクライナとの連帯を示すためのライトアップをしたエッフェル塔。2月24日、パリで撮影(2026年ウ ロイター/サラ・メイソニエ)

[パリ 26日 ロイター] – フランスは26日、ウクライナが英仏の支援を受けて核兵器や、放射性物質を含む「汚い爆弾(ダーティーボム)」の開発を目指しているというロシアの非難には根拠がないとし、同国による新たな偽情報だと反論した。

ロシアの情報機関、対外情報局(SVR)はウクライナ侵攻開始から4年に合わせて発表した声明で、ウクライナが「核爆弾、もしくは少なくとも『汚い爆弾』」を保有すれば戦争終結に向けより有利な条件を引き出せると英仏が考えていると主張した。ただ声明には、主張を裏付ける証拠は示していない。

仏国防省の広報担当は26日、記者団に「SVRによるこの根拠のない声明は、X上のさまざまなロシアのプロパガンダ機関や一部外国通信社が取り上げている」と指摘。「ロシアはウクライナを支援するフランスとパートナーの行動に対する不信感をあおるため、しばしば偽情報に訴えている。今回の試みはその好例だ」と述べた。

その上で、フランスは常に核拡散防止条約(NPT)に関する約束をはじめとする国際的なコミットメントを順守してきたと述べた。

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