米国務省、ロシア攻撃で米の利益損なわないよう警告 ウクライナに

写真はウクライナのステファニシナ駐米大使。2月24日、ワシントンで撮影。REUTERS/Elizabeth Frantz

[ワシントン 24日 ロイター] – ウクライナのステファニシナ駐米大使は24日、同国政府が最近、米国務省からロシアへの攻撃で米国の利益を損なわないよう求める公式なメッセージを受け取ったことを明らかにした。ウクライナによるロシアのノボロシースク港への攻撃がカザフスタンにおける米国の利益に影響を与えたことを受けたものという。

カザフスタンの石油の大部分は輸出のためにノボロシースクに送られている。

ステファニシナ氏はデマルシュとも呼ばれる国務省の公式外交文書の詳細については明らかにしなかったが、内容はロシアのエネルギーインフラへの攻撃停止ではなく、米国の利益に影響を与える攻撃に焦点を当てたものだと説明した。

記者団に対し、「米国務省から、米国の利益を攻撃する行為を控えるべきだと伝えられた」と語った。

「この働きかけは、ウクライナに対し、ロシアの軍事・エネルギーインフラへの攻撃を控えるよう促すものではない。米国の経済的利益が影響を受けたという事実そのものに関連している」と述べた。

また、大使としての自身の任務は、米国と協力して和平合意を達成することだけでなく、ウクライナが持続可能で長期的な米国の経済的利益を国内に構築することにも焦点を当てているとし、これがウクライナに最も強力な安全の保証の一つをもたらすという考えを示した。

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