メガ モンテ カルロ(Mega Monte Carlo):この忘れられたスーパースポーツカーは、見た目がメルセデスに似ているだけでなく、シュトゥットガルト製のV12エンジンを搭載している。

1996年、フランスの小さなメーカーがこのスーパーカー市場に参入しようと名乗りを上げた。これが「メガ モンテカルロ(Mega Monte Carlo)」の物語である。

「メガ モンテカルロ」を聞いたことがない?それも無理はない。私自身も、数多くあるカーカードゲームのひとつで「モンテカルロ」に偶然出会ったのがきっかけだった。そして、いまやほとんど完全に忘れ去られたこのフランス製スーパーカーに、瞬く間に心を奪われた。

モンテカルロは何台造られたのか?

1983年、エクサム(Aixam)はアロラ(Arola)を買収した。アロラは主にマイクロカーで知られるメーカーで、これらの車両は運転免許なしで走行できるものだった。この分野は、現在に至るまでエクサムが大きな成功を収めている事業でもある。

メガを生んだエクサム

「メガ トラック(Mega Track)」は1992年に発表された。このクルマは当時としてはあまりにも先進的で、「ランボルギーニ ウラカン ステラート」や「ポルシェ 911 ダカール」といった、現代のオフロード スポーツカーの先駆けとも言える存在だった。「トラック」は最低地上高を最大34cmまで引き上げることができるマッシブなスーパーカーで、メルセデス ベンツ製 V12エンジンを搭載していた。

しかし、当時で170万フラン(1990年頃のレートで約4,500万円)という法外な価格もあり、「メガ トラック」は商業的に失敗に終わる。生産されたのは、わずか5〜6台だったとされている。

だがエクサムは、この失敗にひるまなかった。数年後、同社は再びスーパーカー セグメントへの挑戦を決断する。

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