高市首相は1月23日に衆議院を解散します。27日に公示、2月8日が投開票日です。福岡に支部を置く政党関係者や有権者は、この解散をどう捉えているのでしょうか。

19日夜、高市総理は通常国会の冒頭で衆議院を解散することを正式に表明し、博多駅では号外が配られました。

■街の人
「高市首相が就任してけっこういろんな政策が進んでいるなという印象を持っています。」
「なんで今するんだろう。」
「なんで今なのかな。思うことはありますが、なった以上はどこの党も頑張ってやっていただけたらと思います。」

■高市首相
「国民の皆様、私は本日、内閣総理大臣として1月23日に衆議院を解散する決断を致しました。」

なぜいま解散するのか、その理由を説明しました。

■高市首相
「なぜいまなのか、高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか。主権者たる国民の皆様に決めていただく。自民党と日本維新の会で過半数の議席を賜れましたら、高市総理。そうでなければ野田総理か斉藤総理か別の方か。間接的ですが、国民の皆様に内閣総理大臣を選んでいただくことにもなります。」

“自分が首相でいいのか”、国民に信を問うためと解散の理由を説明しました。

総選挙の日程については、1月23日に解散、27日に公示、投開票は2月8日とすると発表しました。解散から投開票まで16日間で、戦後最短となります。

■自民福岡県連・樋口明幹事長
「大変分かりやすく、力強く、国民の皆さんに高市首相がなされたいことをしっかりと訴えられたと思います。」

そう話したのは、自民党福岡県連の樋口明幹事長です。短期決戦となる今回の選挙戦では、戦略の1つとして“高市人気”の活用を挙げます。

■樋口幹事長
「高市総理と候補者の2連ポスター、各小選挙区の自民党の候補者は作成すると思います。そういったものを活用していきながら選挙戦を戦っていく。」

その自民党と連立を組む日本維新の会は、今回の衆議院選挙で福岡県内3つの選挙区で、与党同士の選挙戦となる見通しです。

■維新福岡県総支部・阿部正剛代表
「初めての与党同士の激突もあるし、新たな政党が入っての選挙ですので。どうなるか分かりませんが、自民党のアクセル役でありブレーキ役であると。その役割を果たすためにしっかりと訴えていきたい。」

■公明福岡県本部・秋野公造代表
「物価高対策を後回しにしてまで問わなくてはならない信とは何なのか。よく分からなかったということであります。」

高市総理を非難したのは、維新の以前に自民党と連立を組んでいた公明党福岡県本部の秋野公造代表です。

今回の選挙で公明党は小選挙区に候補者は立てず、「中道改革連合」から出馬する立憲民主党出身の候補者を原則として支援する方針です。

■秋野代表
「比例は中道ということで、公明出身者の全員当選を目指していきたい。一方で、小選挙区につきましては公明が参画した中道改革連合の皆様方を原則支援を致しますが、そこは人物本位で進めさせていただきたい。」

中道改革連合として、公明党とパートナーを組む立憲民主党は。

■立憲福岡県連・古賀之士副代表
「生活者の皆さんとともに歩んでいくという気持ちを大切にしながら、一人でも多くの仲間を増やしていきたいという思いで力を尽くしていきたい。」

選挙の構図が変化する中で、これまでの党の政策を変わらずに主張していくとするのは国民民主党です。

新たな議席獲得のために、“手取りを増やす”をキーワードに有権者に訴えたいとしています。

■国民福岡県連・泉日出夫幹事長
「今回のこの選挙だからという特別なことではなくて、われわれの政策を重視した国民の生活に目を向けるような政治を実現してもらうように訴えていくだけです。」

共産党は、自民党に対し「迎え撃つ」と意気込んだうえで「中道改革連合」には批判的な目を向けます。

■共産福岡県委員会・内田裕委員長
「自民党政治と対決するというのを堂々と訴えるのは共産党だけなんです。自民党政治の対局にある政治を目指す。中道は自民党政治の延長線上ですから。そういう点では共産党ならではの立ち位置がはっきりして分かりやすい選挙になる。」

そして、去年夏の参議院選挙で躍進した参政党の福岡県連はFBSの取材に「日本の強さや豊かさを取り戻すためには、参政党のような日本人ファーストのベンチャー政党が飛躍し、自民党政権の公約が言葉だけで終わらないように強く監視する必要があると感じている」と、文章で回答しました。

歴史的な短期決戦となる今回の衆議院選挙。まもなく選挙戦に突入します。

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