
「全農直営飲食店舗フリーパスポート」を贈呈され笑顔を見せる石川佳純さん(右)。左は全農の尾本英樹代表理事専務、中央は平野早矢香さん
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卓球元日本代表の石川佳純さん(32=全農)が20日、鳥取県立米子産業体育館で「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin鳥取」を行った。22年の福島県を皮切りに全国をまわり、この日が記念すべき47都道府県目。4年間実施したツアーの集大成として、鳥取県内の子供たち72人に、健康で強い選手になるための「心技体」を伝授した。
参加者を前に「“心技体”という言葉を大切にしている。その三角形を大きくしていくこと。今日は、いつも以上に楽しく、思い出になるように頑張ります」と熱く語りかけた。
「全国各地でずっと応援してくださっている皆さんへ感謝の気持ちを伝えたい。子供たちの夢を応援したい」という思いから開催。競技を通じて経験した卓球の魅力、スポーツの楽しさを、全国各地を直接訪ねて伝授。世界の舞台で活躍してきただけに、自身の経験をもとに、健康で強い心と体を持つ選手になるために重要な「心技体」について伝えてきた。
イベント内では「体」を鍛えるための食や栄養の重要性を学ぶ〇×クイズ大会やトークショーが行われ、「らっきょうの花の色は白色である。〇か×か」といった開催地・鳥取県が全国屈指の産地となっているらっきょうなどの県産農畜産物に関する問題も出題された。子供たちはクイズ大会を通して、スポーツに密接に関わる「食」について楽しく学び、石川さんは全農オフィシャルアンバサダーとして「食べるものが体をつくる。小さい頃は好き嫌いが多かったが、バランスよく食べることでほとんど風邪も引かなくなり、大きなケガもしなくなった」と食にまつわる重要性を話した。この日も実技指導やトークショーを通して、熱心に交流を図った。
記念のファイナルとあって、スペシャルゲストとして元日本代表の同僚、平野早矢香さん(40)が登場。ジュニア時代から親交を深め、数々の国際大会を共に戦ってきた二人だけに、軽妙な掛け合いも披露し、会場を沸かせた。
イベントの最後には47都道府県完走を記念したセレモニーがサプライズで行われた。平野さんからは47本のバラとカスミソウで彩られた花束、全農からは全国にある全農直営の飲食店38店舗で利用できる金額・人数制限なしの食べ放題パスポート「全農直営飲食店舗フリーパスポート」が全農の尾本英樹代表理事専務から贈呈された。
サプライズを受け「ここ鳥取で完走することができてうれしい。笑顔で終わるつもりだったけど…。全国をまわって、小さい頃から応援してくれた人に直接、お礼を言うという自分の夢をかなえることができた」と涙を流した石川さん。4年間をかけて全国を巡った卓球教室が、ここ鳥取県で完結。完走の瞬間を分かち合い、会場は最後まで感動に包まれた。
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