鹿児島市が整備を目指す新たなスタジアムについて。鹿児島市与次郎の鹿児島サンロイヤルホテルの跡地と県立鴨池公園内の鴨池庭球場の一帯。この2か所が新たな候補地として挙がっています。仮に庭球場一帯になった場合、庭球場を目の前の文化公園に移すことを考えていますがその費用はどこが負担するのか?県と市で考えが割れています。塩田知事に直接、聞いてきました。

 19日に開かれた鹿児島市議会の最終本会議。47億6015万円の一般会計補正予算案を含む議案56件が原案通り可決されました。この中には新たなスタジアムの調査費用1620万円も含まれています。鹿児島サンロイヤルホテルの跡地か県立鴨池庭球場の一帯か。2か所のどちらがふさわしいか比較をするための調査に市議会がゴーサインを出しました。

 鹿児島市は19日夕方に公告し、調査を担当する会社の募集を始めました。1月9日に入札を行い2026年5月29日までにスタジアムの配置図やおおよその整備費用、イメージ図などの調査結果を出すよう求めています。2か所のうちより有力と見られているのが鹿児島市の土地に県が施設を構える県立鴨池庭球場の一帯です。庭球場の移設にかかる費用について県は先日の県議会でいち早く考えを表明しました。

(県観光文化スポーツ部・ 桑代毅彦部長)
「鴨池庭球場を移設する費用については県としては、鹿児島市に負担していただきたいと考えている」

 一方、鹿児島市は「調査結果を踏まえて県と協議したい」としています。現時点で、県と鹿児島市の考えは一致していません。移設にかかる費用について塩田知事に直接、聞きました。

(内田直之キャスター)
「庭球場の移設費用に関しては鹿児島市がもつものであると考えるという認識を県は示された。どういう理由からですか?」

(塩田知事)
「ホームタウンである鹿児島市が中心に考えてきたプラン。庭球場案を出してきた鹿児島市の方で元々でもある。原因者負担、移設が必要になるということは鹿児島市の方で対応して頂きたいというのが県の考え」

 “オール鹿児島”で取り組むとうたう新たなスタジアムの整備。スタジアム自体の事業費の問題は、今後避けて通れません。県と鹿児島市の向き合いがこれまで以上に注目を集めそうです。

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