中国11月貿易統計、輸出は前年比+5.9%・輸入は+1.9%

米国産の大豆、米オハイオ州で2021年10月撮影。REUTERS/Dane Rhys

[北京 8日 ロイター] – 中国税関当局が8日発表した11月の貿易統計によると、輸出はドル建てで前年同月比5.9%増と、市場予想の3.8%増を上回った。米国以外への出荷増に支援された。トランプ米大統領の法外な高関税を受け、製造業は世界の他の国々との貿易関係を深めている。

輸入は1.9%増加した。市場予想は3.0%増だった。

10月の輸出は1.1%減、輸入は1.0%増だった。

エコノミスト・インテリジェンス・ユニットのシニアエコノミスト、Xu Tianchen氏は「中国の対米直接輸出に改善は見られない。一方、欧州連合(EU)、アフリカ、中南米への輸出が好調だった」と指摘した。

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が10月30日に韓国で会談した後、米中両国は関税の一部引き下げやその他の措置の緩和で合意したが、11月の対米輸出は前年比29%減少した。

エコノミストの推計によると、米国市場へのアクセスが減少したことで、中国の輸出伸び率は約2%ポイント押し下げられた。これは国内総生産(GDP)の約0.3%に相当するという。

11月の貿易黒字は1116億8000万ドルで、前月の900億7000万ドルから拡大し、市場予想の1002億ドルを上回った。

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