インドとオーストラリアは貿易と経済関係の強化に向けさらに協議を進めた。トランプ米大統領による一連の関税措置で輸出が混乱する中、両国はこれに対処する取り組みを強化している。
インドのゴヤル商工相と豪州のファレル貿易相は8日、メルボルンで会談した。その後、インド政府が発表した声明によると、両国は包括的経済協力協定(CECA)の「早期締結」に向けた意向を改めて確認した。
豪州は2022年に発効した部分的な自由貿易合意を拡大する形で、23年末までに二国間貿易合意の締結を目指していた。24年のインドとオーストラリア間の貿易総額は約240億ドル(約3兆6800億円)だった。
ゴヤル商工相は今週、貿易協議のためオークランドも訪問し、7日にはインドとニュージーランドが近く自由貿易協定(FTA)の締結を目指していると述べた。
トランプ大統領は今年、インドによるロシア産原油の購入停止を促す目的で、インドからの輸入品に50%の関税を課している。
原題:India, Australia Aim to Swiftly Conclude Trade Deal Negotiations(抜粋)
