日本テレビ系列各局が展開中のキャンペーン、カラダWEEKの特集です。
今年のテーマは、「夢中でカラダを幸せに」。
還暦を目前にして約40年ぶりに、あるスポーツに“夢中で”取り組んだ男性の話題です。
体の痛みよりも充実感が男性の心を満たしました。

■59歳、夢への挑戦
今の仕事に不満はない。
でも、あきらめきれない夢はある。
「歳だから、何ばかやってんのっていう。だけどさ、やらなかった後悔がすごく大きいような気がするんだよね」
リングに上がるのは実に40年ぶり。
挑戦に年齢は関係ない。
「きっと今までと違う世界が絶対見えるはずだと思ってますんで」
プロレスに魅せられた59歳の挑戦を見つめました。

■人生でやり残したことはないか…もう一度リングへ
秋田市東通にある飲食店ザンジバル。
店主の藤田雅己さん59歳です。
藤田さん
「ある日、映画で料理を扱った映画を見た時にこれかなと思って」
「自分が調理場で仕込みしていると映画の主人公になったような、俺もなんかヒーローにはなれなかったけど映画の主人公に一歩近づけたのかなって」
もうひとつ、藤田さんにはかなえたい夢がありました。
病弱だった中学生のころテレビ中継で見た初代タイガーマスク。
少しでも近づきたいと体を鍛えあげ、高校卒業後は自衛隊に入ります。
配属された駐屯地がある北海道でアマチュアプロレス団体に所属し試合に明け暮れました。
当時19歳でした。
ただ、自衛隊の仕事との両立は難しく、半年間にわたる海外での訓練をきっかけにプロレスとの距離は遠のいていきました。
それから約40年、人生でやり残したことはないか。
もう一度、リングに上がりたいと思い続けていた藤田さんはプロレスイベントへの参加を決意しました。

■夢への挑戦を決意した男性の思いと努力
店にはプロレス愛好家も多く訪れます。
常連の1人で、プロレスをこよなく愛する宇野樹さん(24)。
試合をサポートするセコンドを務めてくれることになりました。
しかし、対戦相手は現役の選手です。
藤田さん
「歳だから、何ばかやってんのっていう声が来るのよ、俺やるんだけど、やめろよもう歳なんだからって。だけどさ、やらなかった後悔がすごく大きいような気がするんだよね。あのときやっておけばよかったって。だからやる」
「ロープ上げは絶対やりたいですね」「せめて5分はやりたい(笑)できれば10分くらい」
試合まで残り1か月。
序盤の攻防を左右するとも言われているロックアップ。
得意技のローキック。
どれもひとりでは練習できません。
やれることはなんでもやる。
少しずつ40年前の手ごたえがつかめてきました。
