宮崎謙介氏

 元衆院議員・宮崎謙介氏(44)が2日に自身のX(旧ツイッター)を更新。石破茂前首相のお膝元である鳥取県について言及した投稿がネット上で物議を呼んだことについて謝罪した。

 宮崎氏は1日に石破氏が高市政権を批判しているとの記事を引用しながら「先日、人生で初めて鳥取県に行ってきた。石破茂氏のお膝元」とポスト。

 続けて「鳥取の皆様には申し訳ないが、鳥取駅前の活気のなさ、インフラ整備がなされてないことから、政治家の力がないことを実感してきたところ。総理を経験されて、さすがに目が覚めたのではないかと思ったのだが」と私見をつづった。

 するとこの投稿に「鳥取の方に大変失礼」「え、地方なんてそんなもんじゃないんですか?」「残念すぎる」「鳥取ってめちゃくちゃいいところですよ」「むしろ、私利私欲に地元に利益誘導しなかったことを褒めるべきではないでしょうか」「そんなこと言ったら安倍晋三さんが総理ずっとやってたのに駅前が寂れている長門市はどうすんですか」などの批判が殺到する事態に。

 これを受けて、2日に宮崎氏は「言葉足らずで申し訳ないです。以後気をつけます、と言いつつも、また誤解の誤爆をしたらごめんなさい」と謝罪の投稿。さらに自身のブログでも投稿の「真意」についてつづった。

 以下は宮崎氏のブログ全文。

私のXの投稿がヤフコメのランキング1位になるくらいにお騒がせしてしまっているようです。限られた文字数での投稿となったことで言葉足らずでしたので、真意を述べたいと思います。

そもそも投稿の真意は、
①石破元総理が高市新政権の足を引っ張るような発信をされたことに違和感を覚えたこと。総理の立場にたって、如何に実行が難しかったのかが実感したであろう人が、舌の根の乾かぬ内に、また得意の『後ろから鉄砲』を撃っていることについて異を唱えたかった。政治家は口だけではなく実行力があってこそ、ということ。

②その意味で石破氏の政治家としての一丁目一番地は「地方創生」であったはず。10年前に初代の地方創生担当大臣に就任され、あれから10年。ご地元の鳥取はどのように発展されているのかが関心があった。10年もあれば街の顔は大きくかわるのだが、私の期待は大きく裏切られた。
※地方創生政策では、この10年で成功した地域もあれば、なかなか成果が出ていない地域があることが実態。ただ、「初代の担当大臣」がどれだけ力を入れていたのか、ということを言いたかった。

③私が訪れたのは鳥取県の県庁所在地の鳥取駅。どの県も県庁のある駅は力を入れるもの。私は都会育ちではあるが、仕事で地方創生の案件で全国を行脚している。金沢、鹿児島、松山、新潟、等々、自ずと比較対象があり、同時に地域の政治家の顔を思い浮かべると地元の政治力が反映されるものだな、と感じてきた。

④鳥取に訪問した日に地元の方々からも石破氏を非難、地域が発展しないことへの不満を多く耳にした。タクシーの運転手さんは「案内できるところは砂丘くらいしかないんだよな…」と仰り、地元の有名な飲食店では「石破氏の顔も見ない」との声。また後日、政治・行政に携わる人、メディアで仕事をされる人と本件について意見を交わしたが、異口同音に鳥取のインフラ整備・地域活性化の観点から明らかに政治の怠慢がある、ということで結論に至った。

鳥取にお住まいで、今の長閑な鳥取に愛着と誇りを持ち現状で不満のない方々には、不快な思いをさせてしまったことに心からお詫びを申し上げます。ただ、どうぞ客観的に現実を見ていただき受け入れていただきたいという思いもあります。

「政治は夢を実現する手段」だと私は恩師に教えられました。我が国の主権者である国民から負託を受けた政治家は、国民の願いをかなえるために知恵を絞り、行動をして、結果を出さねばなりません。善人だから、情があるから、という理由だけでは政治はよくなりません。

そんな思いをもっていたのですが、Xの1回の投稿では言い尽くすことができず不快な思いをされる方々に対しては改めてお詫びを申し上げます。

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