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生活支援策として全世帯対象で「おこめ券」の配布が始まった東京・台東区。1世帯当たり4400円分、子育て世帯には8800円分、すでに届いた家庭もあるようです。
【画像を見る】“おこめ券”で買えるのはコメだけじゃない?いくつかの店舗で「店内の商品全てと引き換え可能」
■台東区は全世帯に4400円分の「おこめ券」配布
井上貴博キャスター:
農林水産大臣が小泉大臣から鈴木大臣に変わってコメ政策が大きく変わっていきそうです。
自治体の動きを見ていくと、東京・台東区の場合、子育て世帯と区切るのではなく、全ての世帯に対して「“おこめ券”1枚 440円分(希望小売価格500円)」を配布するということです。
“おこめ券”ですので、コメが買えるのはもちろん、「ドン・キホーテ浅草店など」「サンドラッグ(区内各店舗)」「業務スーパー 上野公園店など」「成城石井 アトレ上野店など」では、店内の商品全てと引き換え可能ということです。
つまり、コメ以外にも置いてある商品であれば全て使えるというお店もあります(台東区HPより)。
■スピード重視の物価高対策 現金給付でない理由
井上キャスター:
なぜ“おこめ券”にしたのか。台東区・企画財政部の三谷洋介さんに話を伺うと、「現金給付は時間がかかる。とにかくスピード感を重視し『おこめ券』になった」ということです。
台東区・企画財政部の三谷さんによりますと、「現金給付」の場合、マイナンバーカードはある程度広がりましたが、全て把握できているわけではありません。
そのため、まず全区民に対して申請書を役所から送る必要があります。申請書が届いてからそれぞれが口座情報などを申告する必要があり、かなり時間がかかります。
一方、「おこめ券」の場合、もう既にある“おこめ券”を、住民登録された住所に全て配布すればできるということです。
しかし、「スケジュールはかなりタイトでした」とのことで、現場は大変だったようです。
8月ごろに“おこめ券”配布を区として検討を始め、9月8日にはもう区議会で予算を成立させました。そして、10月24日におこめ券の配布を開始したとのこと。
台東区や現場の皆さんのご尽力があって、スピード感を持って配布することができたということです。こうして物価高騰対策の一つ大きな手を打つことができたというわけです。
