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2025年10月16日 19:43

安価・短期間での設置に期待 富山県産材の耐震シェルター 販売へ

県などが開発した県産材を使った「耐震シェルター」が、このほど高岡市内の家屋に設置されました。
今月末の見学会を前にきょう、メディア向けの内覧会が開かれました。

シェルターが設置されたのは、高岡市福岡町にある家屋の一室です。

8畳の広さの和室に設置されたのは4畳半ほどの大きさのシェルター。能登半島地震での家屋倒壊を受け、家の中に安全な空間を確保するために県産材を使って県などが開発したもので、地震があっても壊れず、建物の下敷きにならないよう設計されています。

県が販売を目指していますが、ここまでには試行錯誤がありました。

今年3月に行われた1回目の実験では…。

3トンの砂袋の重さに耐えられず、実験は失敗に終わりました。

その後、金属製のパイプを格子状に取り付けるなど改良を重ね、強化して完成しました。

設置費用はおよそ120万円で、追加で基礎工事の費用がかかりますが、家全体の改修と比べて安く短時間に設置できる点が強みだとしています。

◆県農林水産総合技術センター 堂田長武 副所長
「命を守っていただける、これまでの耐震化の中の選択肢のひとつとして考えていただければ」

県は、この富山型耐震シェルターの見学会を今月25日から31日まで開き、来月以降の販売を目指しています。

最終更新日:2025年10月16日 19:43

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