公開日時 2025年10月03日 19:09更新日時 2025年10月03日 21:26

被災地職員「辞めたい」71% 輪島や珠洲など能登5市町を調査

 アンケート結果について説明する、自治労石川県本部の宮鍋正志中央執行委員長=3日午後、石川県庁

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共同通信

 自治労石川県本部は3日、昨年の能登半島地震や豪雨で被災した輪島、珠洲両市など石川県内5市町の職員を対象としたメンタルヘルス(心の健康)に関するアンケートの結果、71・8%が「仕事を辞めたいと思ったことがある」と答えたと明らかにした。

 金沢市内で記者会見した宮鍋正志中央執行委員長は「二重被災で職場環境が悪化しており、人員を増やすなど対策が必要」と述べた。

 昨年実施した調査では58・1%が同様の回答をした。昨年は病院や保育の職場などに勤務する職員を対象としておらず、今回の調査でこれらの職員を除いて集計した場合、同様の回答は71・2%。

 退職を考えた理由(複数回答)は「業務量の増加」が51・8%と最多で、「身体的・精神的不調」「今の生活への不安」が続いた。また、精神的な不調があると答えた人は43・1%に上った。

 宮鍋氏は「人員不足が常態化しており、被災自治体だけで対応するのは難しい」として、県や国などに労働環境の改善を求めていくとした。

 アンケートは5、6月、輪島、珠洲、七尾各市と能登、穴水両町の組合員の一部計1291人を対象に実施。523人が回答した。

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