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 職員は再任用で、回収された貨幣を溶解設備に入れるため、袋からコンテナに移す作業を担っていた。6月の監視カメラ映像から不正の疑いが発覚し、造幣局が7月18日に公表。広島県警に被害届を提出した。職員は内部の聞き取りの際に「買い物に使った」と持ち出しを認め、その後に死亡が判明した。

 作業場の出入り口に金属探知機があり、この職員が通る際に反応したが、担当者が規定通り確認せず見過ごしていた。現場責任者が作業に立ち会わず、管理が不十分だったことも原因としている。

 造幣局は3日付で、溶解課の課長と主事2人を減給10分の1(1~2カ月)、広島支局長と次長、溶解課課長補佐の3人を戒告の懲戒処分とした。発生当時の理事長と広島支局担当の理事が報酬の10分の1(1~2カ月)を自主返納する。

 再発防止のため、責任者を増員するなど体制を見直すほか、外部の有識者を交えた再発防止委員会を設ける。造幣局は「貨幣製造を担う独立行政法人としてあってはならないことで、心よりおわびする。再発防止策を確実に実施する」としている。

中国新聞社

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