
内定通知書を受け取る内定者=さいたま市北区の警察学校で
埼玉県警の来春採用予定者の内定式が2日、さいたま市北区の警察学校で開かれ、約280人が内定通知書を受け取った。県警は警察業務への理解を深めてもらい、内定辞退をできるだけ防ごうと、新型コロナ禍を挟んで6年ぶりに内定式を開催。式には保護者らを初めて招待した。
式では、業務や警察学校での生活について説明。橋本昌直採用センター所長は「4月からの生活に不安を感じるかもしれないが、皆さまのキャリアプランは県警全体で育てていきます」と呼びかけた。
県警によると、昨年は延べ約800人が採用試験に合格したものの、半数近くが内定を辞退。辞退者へのアンケートでは、家族の意向が理由で辞退した人が16%に上ったという。
県警の担当者は「採用予定者に県警を選んでもらい、入校までに仕事へのモチベーションを維持してもらえれば。保護者の方も納得した上でお子さんに就職してもらいたい」と話した。
式に参加した坂戸市の大学4年生、比名巧さん(23)は「同期の顔ぶれや雰囲気をつかむことができてよかった。清く正しい警察になりたい」と力を込め、一緒に参加した父親(54)も「県警の仕事内容がわかってよかった」と話した。(足立優作)
