公開日時 2025年09月29日 17:14更新日時 2025年09月29日 18:17

辺野古移設阻止へ「対話を」 沖縄知事、任期残り1年で

 任期満了まで残り1年となり、報道各社のインタビューに応じる沖縄県の玉城デニー知事=29日午後、沖縄県庁

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共同通信

 沖縄県の玉城デニー知事は来年9月の任期満了まで残り1年となった29日、報道各社のインタビューに応じ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止に取り組む意向を重ねて示した。「反対の民意はぶれていない。政府と対話で問題を解決するという民主主義の姿勢を粘り強く求めていく」と述べた。県民所得向上や観光振興にも尽力するとした。

 辺野古移設を巡っては国が昨年末、埋め立て予定海域で軟弱地盤改良工事に着手。玉城氏は「予算、環境面など全てが不透明な工事にどれだけの税金をかけなければならないのか」と批判した。

 3選を目指して立候補するか問われ「やるべきことがまだまだあるが、任期中は公約の達成に向け全身全霊で取り組む」と明言を避けた。7月の参院選で自身が選対本部長を務めた候補が勝利したことに触れ「(知事選を含む)全県選挙では移設問題など米軍基地問題が大きな争点になる」との認識を示した。

 在日米軍再編に伴う在沖縄海兵隊の米領グアム移転推進も要求。計画では約4千人を移転させる予定だが、現状は約100人にとどまっているとして「日本政府は米側としっかり交渉してもらいたい」と注文を付けた。

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