ヘグセス米国防長官は米軍幹部を集め、来週前半に異例の会合を開く。トランプ大統領と民主党の間で予算を巡る対立が続き、米政府機関の閉鎖があり得る直前の時期だ。
国防総省のパーネル報道官は25日の短い声明で、「国防長官は来週前半に軍の上級リーダーに対して演説を行う」と発表した。ただし会合の理由や、ヘグセス長官が何を伝えるのかについては明らかにしなかった。

ヘグセス長官(9月5日)
Photographer: Francis Chung/Politico/Bloomberg
トランプ氏とバンス副大統領は同日、ホワイトハウスの大統領執務室でこの会合について記者団に問われた際、その重要性を強調しない姿勢を示した。
トランプ氏は「なぜそれがそんなに大ごとなのか」と述べた上で、記者団が「これを悪いことのように扱っている」と主張。軍幹部と国防長官が集まるのは良いことだと語った。
バンス氏も「実際のところ全く異例ではない。こんなに大きな扱いにしているのは不可解だ」と話した。
米紙ワシントン・ポスト(WP)は25日、ヘグセス長官が世界各地に配置されている「数百人」の幹部に対し、ワシントン近郊バージニア州クアンティコの海兵隊基地に30日に集結するよう求めたと報じた。
30日は米会計年度の最終日で、政府機関閉鎖の可能性がある前日。閉鎖中は通常、政府職員の出張は禁じられるが、必要不可欠と判断された場合には例外的に認められることもある。
軍人の大がかりな移動については、後方支援や費用面での課題に加え、多数の軍幹部が一堂に会して持ち場を離れることで作戦上の安全保障リスクが生じかねないとして懸念が示されている。
原題:Hegseth Summons Top Military Officers to Gather Next Week (1) (抜粋)
— 取材協力 Roxana Tiron and Gregory White
(最終段落を追加して更新します)
