男子20km競歩で世界記録保持者の山西利和(29、愛知製鋼)が、世界陸上で自身3個目の金メダルを狙ったが1時間22分39秒の28位でフィニッシュ。15km過ぎまで先頭争いも、3度の警告によりペナルティーゾーンで2分間の待機が響いた。

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前回ブダペスト大会では24位に終わり、今季は2月に1時間16分10秒の世界記録をマークしたが、復活の優勝は叶わなかった。今大会35km競歩で銀メダルのC.ボンフィム(34、ブラジル)が金メダルを獲得した。

日本勢は、アジア選手権(5月)で銀メダル、初出場の吉川絢斗(24、サンベルクス)が7位入賞。世界陸上3度目出場の丸尾知司(33、愛知製鋼)が9位で惜しくも入賞には届かなかった。

国立競技場を出て周回コースに入り、1周1㎞のコースを18周して再び競技場に戻ってフィニッシュ。2026年から世界大会の20㎞競歩はハーフマラソンと同じ21.0975㎞に距離が変更されるために20㎞は今大会が最後に。

47人で争われたレース。スロバキアの選手が前に出て、山西ら2位集団は4~5秒差でついていき、5㎞手前でスロバキアの選手を吸収。8kmを過ぎて先頭集団は10人で山西、丸尾もその集団の中で安定したペースをキープした。

中間地点の10kmでは40分04秒で通過し後半の勝負へ。山西は徐々にスピードを上げ、12kmを過ぎでは、山西、中国の王朝朝、スペインのマクグラスの3人で先頭争い。だが14km付近で、今大会35km競歩で銀メダルのC.ボンフィム(34、ブラジル)が後方から追い上げ、山西へ。フランスのボーディアーらも先頭集団に浮上し、残り5周を切り、8人の集団でサバイバルレースに。

15kmを過ぎて山西がペースを上げて自ら仕掛け積極的な歩きで攻めるが、3枚目の警告が出てしまい、ペナルティーゾーンで痛恨の2分間の待機。残り3周で再びコースに戻るが、17km地点で28位に大きく順位を落としてしまった。

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