岡山芸術交流 街中にタンポポ畑 26日開幕前に作品制作状況公開

岡山芸術交流の出品作の一つとなるインスタレーション作品の制作状況=岡山市北区出石町

 岡山市中心部で26日から開かれる現代アートの国際展「岡山芸術交流2025」(市などでつくる実行委主催)に向けて17日、出品作の制作状況が報道陣に公開された。街中にタンポポ畑を出現させて時間の変化などを表現したインスタレーション(空間芸術)作品で、会期末の11月24日まで鑑賞できる。

 メキシコを拠点に活動する女性建築家フリーダ・エスコベド氏が手がける。北区出石町の空き地に円形のタンポポ畑(直径約10メートル)を設置。会期中に黄色い花が咲いて、白い綿毛に変わる様子が楽しめる。花の変化や風で飛ばされた綿毛から新たな命が芽生えることで「時間の移り変わり」や「永続的な循環」を表現するという。

 17日は午前8時ごろから作業員3人が作業。畑に肥料をまいた後、約3千株の苗を一つずつ丁寧に手植えした。

 実行委事務局の矢吹大輔さんは「芸術交流では街中が会場となる。点在する作品を鑑賞しながら岡山の魅力を再発見してもらえたら」と話している。

 3年に1度開かれる同展は2016年にスタート。4回目となる今回は、旧内山下小(同丸の内)の校庭や表町商店街など市中心部の約20カ所を会場に約30の作品が展示される。鑑賞は無料。問い合わせは実行委事務局(086ー221ー0033)。(洞井宏太)

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