
観察や想像を組み合わせて作品を描く子どもたち=金沢市泉野町の泉野図書館で
休館日の静かな図書館の中で描く写生会「泉野図書館を描こう!」が16日、金沢市泉野町の泉野図書館で開かれた。開館30周年記念事業の一環として、図書館に親しみを持ってほしいと企画。午前は近隣の泉小学校6年生108人が参加し、普段はできない体験を楽しんだ。(鈴木沙弥)
子どもたちは、館内の一般図書コーナーや吹き抜け、児童書や絵本が並ぶ「キッズフロア」など各所に自由に散らばり、八つ切りサイズの画用紙に鉛筆で絵を描いていった。書架や窓外の風景だけでなく、絵に飛行機を飛ばしたり友人たちを描き込んだりと、思い思いに想像力を羽ばたかせていた。
6年の青山碧李(あおい)さんは「図書館にはよく来る。キッズフロアが好き。今日は図書館の中で絵が描けて楽しかった」と笑顔で振り返った。
児童たちは学校に作品を持ち帰り、色鉛筆や水彩など好きな画材で着彩して完成させる。作品は10月22日から11月3日まで館内で展示される。
30周年記念事業としては、今後も館内でのプラネタリウムや映画上映などを予定している。
同館の担当者は「企画を通して図書館の魅力を再発見し、今後も末永く利用してほしい」と願いを込めた。
