先祖を迎え家族・親族と過ごす旧盆は、沖縄県民にとって一大イベントだ。2025年の旧盆は9月4日(木)から6日(土)の3日間。9月に旧盆を迎えるのは、8月31日から9月2日の日程となった2020年以来、5年ぶりだ。
【写真を見る】沖縄では平日なのに休校 【きょうから旧盆】 5日(金)のナカビは県立学校が全て休み 2020年以来5年ぶり9月にお盆
県内の学校では、旧盆が夏休みと重ならない場合、旧盆期間のうち1日、なかでも先祖を見送る最終日の「ウークイ」を休校とすることが多くなっている。RBCが県内全ての市町村に問い合わせたところ、2025年はウークイが6日(土)にあたることから、多くの学校でナカビの5日(金)を休校とすることがわかった。
■ウンケーは午後から休みの小中学校も
県教育委員会では、旧盆を「沖縄の風俗・慣習上重要な行事」と位置づけている。家族の一員として旧盆行事に参加することの教育的意義から、県内の公立学校に対して旧盆期間のうち1日を休校にできる旨を通達している。教員も、旧盆中の1日は特別休暇の取得が可能だ。県教委が把握している年間計画では、すべての公立高校で9月5日(金)は終日休校予定となっている。
公立の小中学校についても、児童生徒の積極的な行事参加のために旧盆を休校とする学校が多いものの、対応は市町村によって異なる。
県内41市町村、全ての教育委員会に問い合わせたところ、9月5日(金)のナカビは26市町村で公立の小中学校を終日休校としていることが分かった。
9月4日(木)のウンケーは午前のみの授業に日程変更する地域が2町村で、残りは通常通り。休校とする市町村はなかった。
ウンケーとナカビ、2日にわたって休校や日程変更を行わず、通常通りとする地域は7市町村で、5市町村は各学校に判断を委ねていて学校によって対応が異なるという結果だった。
■子どもたちは休校でも親はいつも通り出勤 サンエーは閉店時間早まる
多くの学校が休みになる一方で、県内でも旧盆の3日間すべてを休業する企業は決して多くない。ウークイのみを休業とする場合や旧盆明けを休みとする場合もあり、企業によって対応はさまざまだ。
県内小売大手のサンエーでは、9月6日(土)のウークイには全店で時間を前倒し、夜9時に閉店する。例年、ウークイの夜は家族が集まる時間帯であり、店舗の客足も落ち着くことから営業時間を短縮している。一方で、旧盆期間は食品部門を中心に繁忙期でもあるため、いつも以上に人手が必要な時期でもあるという。
