戦国時代に活躍した村上水軍の本拠地があった尾道市の因島で、偵察などに使われていた「小早(こはや)」という船を再現し、速さを競うレースが行われました。

このレースは、尾道市で毎年開かれている「因島水軍まつり」の催しの1つとして31日行われ、地元の小中学校や企業などの40あまりのチームが参加しました。

参加者たちは、戦国時代に村上水軍が偵察や伝令などで使っていた「小早」を再現した長さおよそ11メートル、幅およそ1.6メートルの船でレースに臨みました。

それぞれの船には、舵を取る船頭と14人のこぎ手、太鼓の打ち手のあわせて16人が乗り込み、太鼓の音や掛け声にあわせて力強くかいをこいでおよそ1キロ先のゴールを目指しました。

沿岸に集まった人たちからは「がんばれ」などと声援が送られ、それぞれのチームがトップを争って熱戦を繰り広げていました。

地元の造船会社の新入社員によるチームで参加した20代の男性は、「こぎ方を先輩から教わって練習してきました。最初はバラバラでしたが、きょうはそろってこぐことができました」と話していました。

「因島水軍まつり」は、例年8月最後の土曜と日曜に開かれていましたが、ことしは熱中症対策のため、かっちゅうを身にまとった人たちによる練り歩きなど一部の催しは、今月20日に行われる予定です。

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