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2025年8月28日 20:17

立山でクマ出没相次ぐ 被害防ぐための対策を協議

立山の室堂周辺ではこのところ、クマの出没が相次いでいます。
観光客と鉢合わせする危険もある中、県はきょう緊急の会議を開き、注意呼びかけの強化など今後の対策を協議しました。

立山町役場で開かれたクマ対策緊急連絡会議には県や警察のほか、町や国の担当者など、およそ30人が参加しました。

標高2450メートルの立山・室堂周辺では、この夏、クマの出没が相次いでいます。
6月末からおととい26日までに、室堂や剱沢で23件の目撃が報告されています。

クマは遊歩道のそばにも現れ、観光客と鉢合わせする危険性が高まっています。

県は、室堂周辺には2頭の成獣と2頭の子グマがいて、標高が高く雪が残る場所でやわらかい草などを食べに移動している可能性があるとみています。

目撃が相次いだため、県内の小学校では、夏の宿泊学習で予定していた室堂での散策を中止し、施設内での活動に変更するところも出ています。

職員常駐で呼びかけの強化や緊急時の連携を確認

会議では対策として、国立公園を管轄する環境省の職員を室堂に常駐させて、注意呼びかけの強化や迅速な対応を図ることを話し合いました。また、クマが山小屋や室堂ターミナルに侵入するなどの緊急時に備えて、捕獲の手続きや猟友会との連携も確認しました。

クマは来月下旬になると、木の実などを求めて標高が低い場所に移動する可能性があります。

県や警察は、
・クマに近寄らないこと
・人が食べ物を持っていると思わせないため、ごみは必ず持ち帰ること
・鈴などで人間の存在を知らせること
などを呼びかけています。

最終更新日:2025年8月28日 20:17

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