大雨の影響で長崎市の「長崎原爆資料館」では雨漏りが起き、市は急きょ、閉館にしました。
長崎市によりますと、11日昼ごろ、原爆資料館で雨漏りが起き、地下1階にあるエントランスや地下2階の常設展示室の入口付近の床が水びたしになったということです。
長崎市によりますと、これまでのところ展示資料が水につかる被害は確認されていないということですが、市は、利用者の安全を確保するため、急きょ、閉館する措置を取り、中にいた利用者らには外に出てもらったということです。
NHKが午後1時半ごろに撮影した映像では、スタッフが床にたまった水をかき出していました。
再開のめどは現時点で立っていないということで、現地では、臨時閉館を知らずに訪れた人たちが、職員に状況を尋ねるなどしていました。
大阪・寝屋川市から来た20歳のドイツ人の男性は、「1時間から2時間ほど見学をしたあと入り口を見たらたくさん水が入っていた。普通は起きないことなのでとてもびっくりした」と話していました。
また、神奈川県川崎市から小学生の娘たちとともに訪れた60歳の男性は、「子どもの夏休みの自由研究で原爆を題材にするため訪れたが何も見られなかった。永久に取っておくべき資料がある場所なので、このような被害が出ることは残念だ」と話していました。
