8月6日は「広島原爆の日」です。
同じ被爆地の長崎にある長崎原爆病院では入院している人たちが原爆が投下された午前8時15分にあわせ、黙とうをささげました。

長崎市茂里町にある日本赤十字社の長崎原爆病院には被爆者39人を含む260人余りが入院しています。

このうち9歳の時に被爆し、父親や祖母を亡くした高橋邦子さんは、病室で、6日午前8時から広島市の平和公園で行われた平和記念式典をテレビの中継を通じて見守りました。

そして、広島に原爆が投下された午前8時15分になると病院でも黙とうを呼びかける館内放送が流され、高橋さんはベッドの上に座り、手を合わせて原爆の犠牲者に黙とうをささげました。

その後、高橋さんは「原爆投下は人間がなすようなことではない。当時の惨状を思い浮かべながら冥福を祈った。生きている内に核兵器の廃絶に向けてちょっとでも前進してほしいと思っているが、現在は後退している」と話していました。