台湾政府は、中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)がタイで組み立てた車両を台湾市場に投入しようと計画しているとの報道を受け、中国ブランドの車両が第三国経由で輸入されるのを規制する措置を検討している。

  台湾経済部(経済産業省)は5日の声明で、「国家安全保障と車両の安全性、情報セキュリティー、産業発展の観点から、政府はあらゆる経路を通じた中国ブランド自動車の台湾市場への流入を厳格に防止する」と表明した。

  同声明によれば、中国からの完成車の輸入は現行規則ですでに禁止されている。また、中国製部品を用いて台湾で組み立てられた車両についても、一定の現地化率を満たさなければ台湾市場での販売は認められないという。

  今回の声明は、BYDが台湾内に販売網を持つ太古汽車と提携し、タイで組み立てた車両を台湾に輸入しようとしていると台湾メディアの鏡週刊が報じたことを受けたもの。

  BYDと太古汽車にコメントを求めたがすぐには返答はなかった。

原題:Taiwan Mulls Curbing Chinese Cars Imported from Third Countries(抜粋)