米連邦公開市場委員会(FOMC)は29、30両日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。一方で米経済に対する認識を下方修正し、利下げにやや近づいている可能性が示唆された。

  会合後に公表された声明では、「純輸出の変動が引き続きデータに影響を及ぼしているものの、最近の複数の指標は経済活動の伸びが今年上期に緩やかになったことを示唆する」と指摘。前回の声明では経済活動について、「堅調なペースで拡大を続けている」としていた。

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  フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標は4.25-4.5%。ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事とボウマンFRB副議長が0.25ポイントの利下げを主張し、決定に反対票を投じた。

  大半の政策当局者は、関税によるインフレへの影響を見極めるため利下げを急ぐべきではないと主張している。また幾人かは、労働市場の強さから辛抱強い姿勢を維持できるとの見解だ。

  トランプ米大統領からの強い利下げ圧力をよそに、FOMCは今回の会合でも据え置きを決定した。トランプ氏はこの日、FRBは「今すぐ利下げしなければならない」とソーシャルメディアに投稿していた。

  声明では、労働市場は「堅調」で、インフレは「幾分高止まりしている」との文言を維持した。

  一方で、景気見通しに関する「不確実性は低下した」との文言は削除された。

  FOMC会合での政策決定にFRB理事会メンバー2人が反対票を投じたのは1993年以来。

原題:Fed Holds Interest Rates, Points to Slowing Economic Activity(抜粋)

(声明の内容など追加し、更新します)