公開日時 2025年06月27日 06:13更新日時 2025年06月27日 09:42

ペルーで遭難の邦人、病院に 意識あり、ヘリで搬送

 ペルー最高峰のワスカラン山(ゲッティ=共同)

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共同通信

 【サンパウロ共同】ペルー中部にある同国最高峰のワスカラン山(標高6768メートル)で登山中に遭難し、25日に発見された登山家の寺田紗規さん(35)が26日、麓の病院に搬送された。日本の遭難対策本部が明らかにした。下山途中で自力での歩行が困難となったが、意識はあるという。

 対策本部などによると、寺田さんは救助隊と下山を進め、26日に標高約4千メートル付近にある避難小屋に到着した後、ヘリコプターで病院に搬送された。

 寺田さんと一緒に登山中だった医師で登山家の稲田千秋さん(40)=山梨県北杜市=は25日に発見された際、意識がなく、その後に山中で死亡が確認された。

 ペルーメディアによると、ワスカラン山は南米で最も登るのが難しい山の一つ。高山病のリスクが高く、山頂付近では気温がマイナス50度になることもあるという過酷な状況で、天候が急に悪化して遭難につながったとの見方も出ている。

 ペルー最高峰ワスカラン山で活動する救助隊(救助隊提供、共同)

 ペルー最高峰ワスカラン山で活動する救助隊(救助隊提供、共同)

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