2025年7月14日11時0分


















能登川対彦根翔西館 勝った能登川ナインは歓喜する(2025年7月7日撮影)


能登川対彦根翔西館 勝った能登川ナインは歓喜する(2025年7月7日撮影)



選手17人の能登川に有力選手が複数!? 滋賀県の公立校にスカウトが注目した。

試合のあった7月7日は関西で高校野球が開催されていたのは滋賀大会のみ。マイネットスタジアム皇子山に行くと、第1試合の開始前から複数のNPBスカウトがバックネット裏に座っていた。「下級生もいるので見ておこうと思って」。それぞれのスカウトは同じ考えだった。

第1試合は比叡山-近江兄弟社と好カードだった。両校ともに甲子園出場経験があるので、注目選手がいるのかと考えたが違った。狙いは第2試合の能登川-彦根翔西館。あるスカウトがこう言った。

「能登川の選手がちょっと見たくて。2年生の選手と3年生もいいらしい」

メンバー表には選手17人の名前しか記載されていなかった。それもそのうちの3人となると約18%。割合で見るとすごさがわかった。

一体、注目は誰なのか。3年生は主将も務める武重絢大外野手(3年)で、2年生は太田智己内野手と広田獅冬(しどう)内野手だ。

この日、武重は「3番右翼」、太田は「1番一塁」、広田は「6番遊撃」でスタメンだった。広田は右打者で、初回にもう少しで満塁ホームランになりそうな大飛球を左翼ポール際へと飛ばした。パンチ力は十分で、遊撃守備も軽やかだった。

太田は持ち味の俊足を生かして中越えに三塁打。武重は快音こそ残せなかったが、鋭いスイングを見せた。試合はコールド勝ち。3人ともに将来が楽しみな選手だと感じた。

就任4年目の久保尚人監督(29)によると、近年は人数が集まらずに連合チームで出場したこともあったというほど。夏の甲子園をかけた戦いは各地で繰り広げられている。強豪校だけではなく、各地に散らばった中から、自分だけの「推し」を見つけるのもおもしろいかもしれない。【アマチュア野球担当 林亮佑】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「野球手帳」)




打席に立つ能登川・広田(2025年7月7日撮影)


打席に立つ能登川・広田(2025年7月7日撮影)






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