ヘッジファンド大手の米ブリッジウォーター・アソシエーツは、中国株に対する強気姿勢を強めている。中国政府の景気刺激策が追い風となり、同社は1-6月(上期)に14%のリターンを上げた。

  ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家向け書簡によれば、同社の中国プライベートファンド部門は、当局が年後半にかけて消費を押し上げ資本市場を支える政策を継続するとの見方から、中国株の保有を「緩やかに増やす」考えだ。

  1-3月(第1四半期)の「若干増やす」から一段階、強気度を引き上げた。

  ブリッジウォーターの担当者は現時点でコメント要請に応じていない。

  中国政府は4月に貿易摩擦への懸念から株式相場が下落したことを受け、経済と資本市場の安定化に向けた「断固たる措置」を講じたとブリッジウォーターは指摘。これにより株式や債券が押し上げられ、地政学的な不透明感の中で金価格も上昇したという。

  同社は書簡で、成長見通しへの懸念から中国株のバリュエーションは他の市場と比べ依然として割安な水準にあり、「リスクリワードの観点から一定の魅力がある」と分析している。

  さらに、「将来については、政策の支援姿勢が継続され、リスク資産全体の価格を下支えすると予想している」として、「リスク資産バスケットへの配分を増やしている」と明らかにした。

原題:Bridgewater Grows More Bullish on China Stocks After 14% Return(抜粋)