
「はなあかり」の試運転には大津市の佐藤健司市長(左)と滋賀県高島市の今城克啓市長も参加した=福井県敦賀市の敦賀駅
JR西日本が季節ごとにルートを変えて運行する観光列車「はなあかり」が今夏、琵琶湖沿線を経由して大阪〜敦賀(福井県敦賀市)間を走る。運行期間は5日〜9月28日の土・日曜で、車内には通過区間の滋賀県の魅力を満喫してもらう工夫が施されている。1日には沿線の関係者らを招いた試運転が行われた。
はなあかりは昨年10月、「地域の華を列車に集め、お客様と地域の縁を結ぶ列車」をコンセプトに、敦賀〜城崎温泉(兵庫県豊岡市)でデビュー。今冬の大阪〜浜坂(兵庫県新温泉町)、今春の大阪〜尾道(広島県尾道市)に続き、今回が第4弾となる。
運行は各日1往復で、午前10時11分の大阪発の往路は湖西線、午後1時34分の敦賀発の復路は東海道線を走行する。3両編成で全54席がグリーン車。なかでもハイクラスな半個室(2人席)の「スーペリアグリーン」には飾り棚があり、大津絵や高島扇子、東近江の布引焼といった滋賀の伝統工芸品が飾られている。
豪華な食のサービスも売りで、往路は大津市の老舗料亭「近江懐石 清元」が近江の食材を厳選した弁当「おごと温泉 近江の玉手箱」(5700円)を、復路は「いと重菓舗」(彦根市)と「和た与」(近江八幡市)による「甘みあわせ 湖東銘菓2種と涼花フルーツあんみつセット」(1800円)を用意する。
さらに、滋賀産品の車内販売や停車駅での「おもてなし」も企画している。
観光列車を担当するJR西の緒方伊久磨さん(36)は「通過途中の滋賀の『とっておき』を詰め込んだ」とアピールしている。
大阪〜敦賀間の料金はスーペリアグリーンが1人9170円(2人利用の場合)、グリーン車指定席が6970円。食のサービスは利用日の4日前までに予約が必要。詳細は「はなあかり」の特設サイトで。
