公開日時 2025年06月25日 05:00更新日時 2025年06月25日 07:08
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県教育委員会が発刊した県史ビジュアル版14沖縄戦
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外間 愛也
県教育委員会は24日、沖縄戦に関する研究成果や最新の情報を、図や写真を多数用いて分かりやすく伝える「県史ビジュアル版14 沖縄戦」を20日付で刊行したと発表した。ビジュアル版の発行は21年ぶり。4千部を発行し、2千部を県内公立学校や図書館などに無償配布するほか、学校教育で活用できるよう利用者を限定する形のウェブ配信も予定している。残り2千部は1冊2千円で販売する。24日から県教委のホームページで購入の申し込みを開始した。
ビジュアル版はA4判のオールカラーで、128ページ。全5章、56テーマで構成し、1章沖縄戦への道、2章地域・島々の沖縄戦、3章沖縄戦の諸相、4章戦後のはじまり、5章戦後処理と記憶の継承―となっている。
平和の礎の刻銘者数は最新の数字を反映させているほか、戦時撃沈船舶の数についても県史に掲載した26隻に加え新たに確認が取れた6隻を追記した。第32軍司令部壕が昨年11月に県史跡に指定されたことも記載した。
県教委によると県史各論編6沖縄戦編集の部会長で、昨年8月に亡くなった吉浜忍元沖縄国際大学教授が発行に強い意向を持っており、監修などで深く関わった。同ビジュアル版が吉浜氏の生前最後の編集物となった。
半嶺満教育長は「沖縄戦の体験を風化させることなく、平和で豊かな沖縄の未来を築く一助となるよう広く県民にお知らせする」とコメントした。
(外間愛也)
