
得意なスポーツを教え合う児童とコマニー男子ソフトボール部員ら=白山市河内町で
(中日新聞Web)
河内小でニュースポーツ交流 小松市の間仕切り製造業「コマニー」の男子ソフトボール部員が、地域の子どもと親交を深める活動を始めた。活動初回の7日は、白山市河内町のかわち児童館で同市河内小学校の児童と野球に似たニュースポーツで交流した。同ソフトボール部は5月にも、地元の学童野球チームに工場の残材による練習機材を寄贈するなど、競技以外でも地域に愛されるチームを目指し、活発に取り組んでいる。 (安里秀太郎)
かわち児童館では、ニュースポーツ「ベースボール5(5人制野球)」の試合が繰り広げられた。ボールを打ち、出塁するのは一般的な野球と同じだが、バットではなく拳や手のひらで球を打つ。塁間の距離が短く、短時間で決着するのが大きな特徴だ。
男女混成チームを組むのもベースボール5の原則。この日は1〜3、5、6年生男女9人が参加し、部員とチームを組んだ。休憩中は部員と児童が好きなスポーツについて会話を弾ませた。6年生の北口いち花さん(11)は「野球はあまりやったことないけれど、温かい雰囲気でプレーできて楽しかった」と話した。
同ソフトボール部のメンバーは現在13人。勤務の傍ら日々練習に励み、昨シーズンは全日本実業団男子選手権大会に県代表として出場し、1勝を上げた。監督らから近年、「立地する地域への貢献やつながり」を強めようとの声も上がっていた。
地域の子どもとの交流活動は、県スポーツデザイン研究所副代表で、部の地域共創アドバイザーを務める塩崎高士さんが主導。今後、県内の保育施設や小学校などで実施する予定だ。
部員の山田裕紀さん(31)は「最初は壁がある子もいたが、体を動かすと徐々に心を通わせられるようになったと思う。自分たちにとっても有意義な体験で、今後もさまざまな場所で継続できるよう努力したい」と話した。
