2025年5月12日 15:42

家電メーカーのシャープが12日、2024年度の通期決算を発表し、最終利益が約360億円となり、3年ぶりに黒字となったことを明らかにしました。
シャープをめぐっては、テレビ需要の低下や中国製品の台頭により液晶パネルの価格が低下し、主要事業の1つだった液晶パネル事業の赤字が膨らんでいたことなどを受け、製造していた大阪府堺市の工場を2024年9月末に稼働停止。その後、液晶パネルの堺工場を約1000億円でソフトバンクに譲渡したほか、本社工場の一部も約250億円で積水化学に譲渡するなど、事業改革に取り組んできました。
こうした事業改革による費用削減の影響で赤字幅が縮小したことなどから、2024年度の決算が3年ぶりに最終黒字に転じたものとみられます。
また、今後の計画として、三重県の亀山第2工場を、2026年8月までに、親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業へ売却することも発表しました。この工場で生産されたテレビは「世界の亀山モデル」として知られ、シャープのブランド力をけん引してきました。
最終更新日:2025年5月12日 16:20
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