中国BYD、工場建設で数百人が非正規ビザで入国=ブラジル当局

1月7日、ブラジル労働検察庁の幹部は中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)がブラジルでの工場建設のために中国人作業員数百人を非正規の査証(ビザ)で入国させていたとロイターに明らかにした。写真はブラジル・カマサリで建設中のBYD工場。12月撮影(2025年 ロイター/Joa Souza)

[リオデジャネイロ 26日 ロイター] – 中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)(002594.SZ), opens new tabのブラジル・バイア州工場建設現場で発覚した深刻な労働環境問題に関し、ブラジル労働検察庁は26日に声明を発表し、この現場で働かされている中国人労働者は人身売買の犠牲者だと指摘した。

声明によると、BYDと建設業者の金匠集団は工事契約が終了するまで中国人労働者163人を支援するとともにホテルに宿泊させることで合意した。

労働検察庁は担当者が2社それぞれの代表者らと面談後、この声明を発表。年明け1月7日に2社側と改めて面談し、何らかの提示を行う見通し。

声明では、労働検察庁が捜査を見送る可能性を挙げつつも、2社が依然として労働監督官や連邦検察官の詳細な取り調べを受ける可能性があることにも言及した。労働監督官や連邦検察官が「刑事分野での措置を取ることができる」よう証拠の共有を求めているためという。

労働検察庁は23日、中国人労働者が「奴隷のような状態」で働かされていると明らかにした。2社はそうした判断に疑問を呈していた。 もっと見る

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