【写真を見る】取材拒否するチベット代表団メンバーの表情

■ダライ・ラマの生家につながる道に近づくことができず

2025年2月、中国青海省。私たちが向かったのは、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の生まれた場所です。

しかし…

「こちらまっすぐ行くとダライ・ラマの生家につながる道なんですが、このように検問所が設置されています。身分証のチェックでしょうか」

記者
「中には入れないのですか?」
警察
「ダメだ」

この先にある生家に近づくことはできませんでした。

近所の人
「共産党が支配しているからね」

Q.ダライ・ラマの家だから?

近所の人
「そうそう、そこですよ。2、3年前から入れなくなった」

■中国政府が神経をとがらせている理由とは…

中国政府が神経をとがらせているのには訳があります。それは、2025年がダライ・ラマ14世の後継者を決める年といわれているからです。

ダライ・ラマ14世は66年前の1959年、チベットに進駐してきた中国共産党に反発して起きた抵抗運動「チベット動乱」を機にインドに亡命。

インドのダラムサラに「チベット亡命政府」をうちたて、今もダラムサラで暮らしています。

3月、中国政府はダライ・ラマについて…

中国外務省 毛寧 報道官
「ダライ・ラマは宗教の衣をまとって反中国分裂活動に従事する政治亡命者で、チベット人民を代表する権利は全くない」 

ダライ・ラマを「チベットの独立をたくらむ“分離独立主義者”」と激しく批判。

中国国内では今もタブー視されており、信仰はおろか、写真を飾ることすら厳しく禁じられています。

しかし…

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