中国人民解放軍は2日、台湾海峡で新たな演習を実施した。頼清徳政権への圧力を強めている。

  人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区の施毅報道官は声明で、「海峡の雷-2025A」と名付けられた今回の演習は台湾海峡の中部と南部の海域で実施されたと説明。「エリア管制」や封鎖能力、「主要目標への精密打撃」が検証されたという。

  中国は前日にも台湾周辺で演習を実施。ここ1年近くで最も多くの艦艇が参加していた。ヘグセス米国防長官は人民解放軍が強める主張に対処するため、日本とフィリピンを支援する方針を先に示しており、1日の演習は米国への反発だったとみられる。

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China Taiwan

台湾国防部が公開した台湾周辺を航行する中国の空母「山東」の画像(3月31日)

Source: Taiwan Ministry of National Defense/AP photos

  米国務省は1日、人民解放軍の演習を非難。ブルース報道官は声明で、「繰り返しになるが、中国の攻撃的な軍事活動や台湾に対するレトリックは緊張を高め、地域の安全と世界の繁栄を危険にさらすだけだ」と指摘。米国は台湾海峡での「一方的な現状変更に反対する」とし、台湾を含む同盟ならびに友好国・地域に対する米国の支持を続けるとした。

PHILIPPINES-US-DIPLOMACY

ヘグセス米国防長官(左)とフィリピンのテオドロ国防相(3月28日、マニラで)

Photographer: Ted Aljibe/AFP/Getty Images

原題:China Holds Second Day of Exercises Near Taiwan, Squeezing Lai(抜粋)

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