欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は2日、インフレとの闘いはまだ終わっていないと述べた。

  ラガルド氏はアイルランドのラジオ局ニューストークとのインタビューで「われわれは今、目標に非常に近づいている。ディスインフレのプロセスは順調に進行している。まだ少し作業が残っているが、これまでの作業には非常に満足している」と語った。

  今週発表された3月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.2%上昇。当局者らは今後数四半期で目標の2%に戻ると見込んでいる。

  ECBは昨年6月以来、6回の利下げを実施しているが、2週間後に予定されている次回会合で利下げを続けるか一時停止するかは検討中だ。

  ラガルド氏は「われわれの目標は、インフレ率を持続可能な形で中期的に2%にすることだ。多少の上下動はあるだろうが、重要なのはこのような中期的なアプローチだ」と語った。

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  トランプ米大統領が関税措置を発表する数時間前に発言したラガルド氏は、現時点で予測できることは非常に少ないとした上で、「分かっているのは関税が世界経済にとって良くないということ、関税を課す側にとっても報復する側にとっても良くないということだ」と述べた。

  関税は「われわれが知っている通商の世界を不安定にする」と付け加えた。

原題:ECB Still Has a Bit of Work to Do on Prices: Lagarde to Newstalk(抜粋)

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