
超大国インドの動向からますます目が離せなくなっている
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世界一の人口を抱え、GDPで世界3位になることが確実視されるインド。日本企業はこの国とどう向き合えばよいのか。本特集では、インドの実情とビジネスのヒントを徹底リポートする。
「インドで多くのことを学んで、インドの若者たちと交流を深めてきてほしい。インドと日本の関係は、これからもっと重要になってゆくから」
8月25日、東京都内の駐日インド大使館の一室で、シビ・ジョージ駐日大使は、翌日からインドに出発する奈良県と山梨県の高校生10人に向かって熱く語りかけていた。日本の高校生を招いたのは、インドの科学技術省だ。
日本は2014年から科学技術振興機構が主体となり、アジアの理工系学生を招いて日本の科学技術を学んでもらう「さくらサイエンスプログラム」を実施してきた。毎年インドから60人ほどの学生が日本に招待されていたが、今年は初めて、インド側が日本の高校生を招聘することを決めた。
さくらサイエンスプログラム推進本部の西川裕治氏は「インド政府が日本の若者を招聘することを決めたのは画期的。それほど今、インド政府は日本との関係性を深めようとしている」と語る。
日本企業の拠点はインド全域に
インドが熱い。日本企業にとって、またとない進出の機運が生じている。すでに日本企業の拠点はインド全域に存在し、進出企業数は約1400に上る。

