ボウマンFRB理事を金融監督担当副議長に指名=トランプ氏

 3月17日、トランプ米大統領は、連邦準備理事会(FRB)の金融監督担当副議長にボウマン理事を指名したことを、自身のソーシャルメディアで明らかにした。カリフォルニア州パロアルトで2019年5月撮影(2025年 ロイター/Ann Saphir)

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、連邦準備理事会(FRB)の金融監督担当副議長にボウマン理事を指名したことを、自身のソーシャルメディアで明らかにした。

トランプ氏は「わが国の経済は過去4年間、間違った形で運営されてきたので、今こそ変革する時だ。ミキ(ボウマン氏)はそれを行うノウハウを持っている。われわれは米国の歴史上、かつてないほどの経済的な高みを達成できると確信している」と述べた。

ボウマン氏は声明で、指名についてトランプ氏に感謝の意を表し、「革新を促す透明性のある調整された銀行規制の枠組みによる監督と規制への実際的なアプローチ」を追求すると述べた。

次期金融監督担当副議長の最有力候補だったボウマン氏が正式に承認されれば、2月末に辞任したマイケル・バー氏の後を引き継ぐ。銀行業界の規制強化を進めてきたバー氏は、規制緩和を主張するトランプ政権との衝突を避けるために身を引いたとみられている。

ボウマン氏は2018年からFRBの理事を務め、バー氏の方針には批判的な見解を示してきた。大手銀行に資本の大幅な上積みを要求するバー氏が提案した「バーゼル3最終化」の実行にも反対票を投じ、銀行の資本充当負担を軽減すべきだと主張した。

このためボウマン氏は金融監督担当副議長に就任すれば、銀行業界に対する規制をバー氏よりもずっと緩めると予想される。

金融業界や共和党議員からはボウマン氏の指名を歓迎する声が聞かれた。

米国銀行協会(ABA)のロブ・ニコルズ会長は「ボウマン氏はFRBに加わって以来、規制・金融政策について思慮深く、理にかなった意見を述べてきた。あらゆる規模の銀行が金融システムや経済で果たす重要な役割を理解している人物だ」と声明で述べた。

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Covers financial regulation and policy out of the Reuters Washington bureau, with a specific focus on banking regulators. Has covered economic and financial policy in the U.S. capital for 15 years. Previous experience includes roles at The Hill newspaper and The Wall Street Journal. Received a Master’s degree in journalism from Georgetown University, and an undergraduate degree from the University of Notre Dame.

Kanishka Singh is a breaking news reporter for Reuters in Washington DC, who primarily covers US politics and national affairs in his current role. His past breaking news coverage has spanned across a range of topics like the Black Lives Matter movement; the US elections; the 2021 Capitol riots and their follow up probes; the Brexit deal; US-China trade tensions; the NATO withdrawal from Afghanistan; the COVID-19 pandemic; and a 2019 Supreme Court verdict on a religious dispute site in his native India.